ダクトの施工について
これまでダクトの設計からダクトに使用する材料などを見ていただきました。
このページでは、ダクトの施工についてご説明いたします。
ダクト形状
ダクト形状は、ダクト内を流れる空気の抵抗が少なく騒音や振動の発生がないように、できる限り無理のない形状とし、さらに、静圧計算や必要に応じて騒音計算も行い、事前に機能的問題の有無を確認します。
ダクトの寸法
ダクトが空調機または送風機の接続部から末端まで、同じ風量、寸法で走ることはまれです。途中で分岐したり合流して風量が変わるため、それに伴って最適なダクト寸法に変える必要があります。
ダクトのルート
ダクトルートも天井内やシャフトで水平・垂直方向に様々に展開され、さらに、ダクトスペースが十分確保されない場合や障害物がある場合には迂回だけではなく、貫通工事を検討する場合もあります。
ダクトの施工
ダクトの施工では、建築躯体、空調、衛生設備の配管や機器・器具、電気設備の配線・照明器具などと十分な調整を行い、占有するスペースが大きいダクトを優先し、施工性が良く経済的であるダクトルートを確保します。
また、ダンパの操作・点検に支障がないようできる限りのスペースを確保します。
ダクトの施工上の注意点について
ダクトの変形の基本は曲がり(エルボ)、拡大・縮小、分岐・合流ですが、この部分の形状と相互の位置関係がダクト系の風量分配、圧力損失、騒音、振動などに大きく影響を与えます。
弊社が持つ基準値の範囲で変形するようにし、やむを得ず基準値から外れる場合にはガイドベーンなどを設けるなどの対策を行います。
ダクトの支持は、定められた間隔内で直管部を支持し、曲がりや分岐部、ダンパなどの重量物はダクトに無理のかからないように工夫して支持します。
ダクトへの機器・器具類の接続・取付け
送風機とダクトの接続
送風機の吸込み部では流れが偏ると性能に大きく影響するので、吸込み気流が均一に分布するようにダクトを接続します。
送風機吐出し部は風速が早いので可能な限り緩やかにダクトサイズを変えていき、直管部を長くとり曲がり方向も風がスムーズに流れる方向にします。
ダンパの取付け
ダンパを取り付けるときは、その位置と羽の向きがダンパの風量調整機能や開閉操作に大きく影響し、騒音発生の原因にもなるでの特に気をつけます。
吸出し口・吸込み口の取付け
天井吸出し口ダクトの接続には、直接ダクトに取り付ける方法と吹出し口ボックスなどに取り付ける方法があります。
ボックスを介して取り付ける方法では、ダクトとボックスの連絡には位置あわせ・施工性の面でフレキシブルダクトを使用します。
現場における安全への取り組み
経営方針にも掲げている通り、弊社における「安全」への取り組みは最重要項目としています。
お客様が求めているものは、「安全」=「安心」であるという認識を常に持ち、信用を失ってしまうような「不安全行為」・「嘘」は厳しく律しております。
- 1.高所作業はまず最初に安全フックをかけ、指差し呼称することをルール化する。
- 2.高所作業時は、作業責任者は作業をせずに、常に作業者全員の状況を把握することに専念する。
- 3.高所作業時は、作業責任者が「安全帯よいか」と問いかけ、作業者に再確認する。
- 4.KY(危険予知)ミーティングで、安産帯フックをかける位置・かけ方を検討し、指示する。
以上がダクトの施工についての説明になります。
次は、工場用ダクトのお取引実績をご覧ください。
工場の換気について
ダクトの設計法
ダクトの材料と付属品
ダクトの施工
工場用ダクトのお取引実績
2009年09月08日更新




